国税局に相談してみた!海外FX口座での確定申告タイミングについて

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土日にはFX相場は開いていないので、やりたくてもできません。
逆に・・・・平日べったり相場をみている状況なので、土日くらいはせめてお休み(笑)ということも言えますが。

今日は、先日、気になっていた国税局の税金相談センターへ、気になっていた「海外FX口座」でのFX損益の確定申告タイミングについて聞いてみました。

出金しない場合でも、確定申告は必要?

そもそもの確定申告のコトバの定義からおさらいしましょう。

確定申告とは?

確定申告(かくていしんこく)とは、日本の租税に関する申告手続を言い、日本においては次の諸点を指す。

1)個人が、その年1月1日から12月31日までを課税期間として、その期間内の収入・支出、医療費や寄付、扶養家族状況などから所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき所得税額を確定すること
2)法人が、原則として定款に定められた事業年度を課税期間としてその期間内の所得を計算した申告書を税務署へ提出し、納付すべき法人税額を確定すること
3)消費税の課税事業者である個人又は法人が、課税期間内における消費税額を計算した申告書を税務署へ提出し、その納税額を確定すること

出典:Wikipedia

会社員の場合、会社で「年末調整」を行ってくれるので、税金を払いすぎの場合は、払い戻しが、足りない場合は、徴収が行われます。
個人の場合、個人事業主の場合、経営者などの場合は、自分(もしくは、税理士さんに頼んで税理士事務所など)が最終的な、収益(儲け)が一定金額以上あった場合は、
申告をしなければいけません。

とってもざっくり説明するとこんな感じなのですが、それではさて・・・。FXで収益が上がった場合、どのタイミングで計算しなくてはいけないか。
わからなかったし、今年は税理士さんを雇っているわけではないので、相談するところはないかしら?とまずはグーグル先生に質問。

税についての相談窓口|税について調べる|国税庁 – 国税庁ホームページ

ふむふむ。まず、地元(税金を納めるところ)の所在地の税務署へお電話。

オペレーター
「相談窓口を選択してください。」

ふむふむ。ぽち。

ということで、結局は、国税局の税金相談センターというところへお電話がつながりました。

Hanacha
「あの、はじめて確定申告をするのですが、海外のFX口座で、為替取引をしているんですが、年内で1度も出金しない場合でも、確定申告しなくちゃいけないんですか?まだ最終的には損益は確定しなくて、その後、損する可能性もあるんですけど。」

ザックリ簡単に、質問を投げてみました。

とてもやさしそうな、あたりの柔らかい口調の方が担当になってくれました。

相談センター
「それでは、ちょっと専門的なことになりますので、調べてきます。それほどお時間はかからないので、折り返しお電話してもよろしいですか?」

(あら、やっぱりそんなにメジャーな案件じゃないのかしら・・・ と思いつつ)
電話を切ってしばしお待ちしたところ、お電話がかかってきました。

相談センター
「お待たせいたしました。確認しましたところ、年末時点の収益で、出金しない場合でも、収益から、コストを引いた最終的な収益が出て(雑所得となり、その他所得の合計が)で20万以上収益があった場合は、確定申告してください。」

とのことでした。
それ以外にも、いろいろ質問したのですが、とっても丁寧に回答してくれました。30分前後相談させてもらいましたが、もちろん、相談料は無料。電話代のみ。
うん。今年はこの方法で、無料でいろいろ聞きまくって、確定申告乗り切ろう!と思ったのでした。

ちなみに・・・国内のFX口座でFXをやっている場合と、海外のFX口座でやっている場合、それぞれ税率が異なります。

国内のFX口座で取引をしている場合、利益が出ると、税金は一律20%となります。これは申告分離課税という仕組みで申請するものだから。
海外のFX口座の場合は、海外のFX口座というのは国内の金融庁に認められたものではないということで、申告分離課税ではなく、総合課税(雑所得)にあたります。

税率は6段階の累進課税制度

確定申告時期は、税務署も混むので、ちょっと今年は早めに相談に行こうかなと思った週末でした。

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