スワップ金利っていったい何?

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スワップ金利って?
スワップ金利とは通貨間の金利差から生じる損益(マイナスもあります!)を指します。

スワップ金利とはいったい何のこと?

日本は長らく超低金利政策をとっているので、銀行に預けていてもらえる利益は微々たるものになっていますよね。
しかし、海外に目を向ければ年間でも3パーセントとか5パーセントもらえることも珍しくありません。
もちろんその国によって通貨の種類は違いますが、同じ価値の分だけお金を銀行に預ける場合でも、金利が違うのであります。

お金がお金を生む金利生活は多くの人の夢ではないでしょうか。

FXにおけるスワップ金利は正確に言えば「金利」ではないのですが、通貨間の金利差から発生する利益のため、多くの人が魅力を感じる対象となり、別の大きな魅力の1つであり続けています。

スワップ金利はどうして、なぜもらえるのか?

ここでスワップ金利はどうしてもらえるのか、どういう計算ではじき出されているのにかについて説明してみましょう。

先に述べたように、スワップ金利とは通貨間の金利差から生じるものです。

今回は「豪ドル」を例に出してみましょう。
「豪ドル」の金利は、2017年の4月20日現在でも7.0パーセント日本が0.3パーセントだから、金利差は6.7パーセントもあることになります。

単純に金利だけを見れば、日本でお金を預けておくよりもオーストラリアでお金を預けていたほうが年間で6.7パーセントもお得だったことになります。(※実際には外貨での運用となるため、為替変動リスクがあり、「絶対にお得」とは言い切れないので注意しましょう。)

例えば、「豪ドル/円」でもらえる1日のスワップ金利のおおよその額は、金利差と「豪ドル/円」のレートから計算することができます。

「豪ドル/円」のレートが80円だとすると、80円× 1万通貨× 6.7パーセント÷ 365日= 146.84円(1万豪ドルで1日にもらえるスワップ金利)となります。

先ほどの計算式からお分かりいただけるように、為替レートが変動しても「円」でもらえるスワップ金利の値は変わるし、金利が変動した場合でもスワップ金利の値は変わってきます。

つまりスワップ金利は毎日変動するのであります。

金融危機などによって、為替レートが大きく変動し、政策金利も引き下げられた場合は、スワップ金利も短期間で大きく変わってしまうので注意しなければいけません。

実際にスワップ金利のプラスとマイナスが入れ替わった瞬間を経験する投資家も多いはずです。

FXでは、このスワップ金利は、原則毎日もらえます。

ただFXは2営業日の決済が基本となっているところが多く、水曜日には金・土・日の3日分の1取り付くところが多いと言います。

休みが重なるゴールデンウィークや年末年始は一度に10日分のスワップ金利がつく日が発生したりもします。
大抵のFX会社には「スワップ金利カレンダー」のようなものがあるので確認してみましょう。

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