FXの基本的な3つの注文方法とは?

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FXの注文方法は、数々ありますが、株より断然充実しているのではないでしょうか?
今回はまず、基本的な3つの方法をみていきましょう。

インターネットとパソコンを使って自分で取引することになるので、必ず覚えておかなければならない項目の1つです。基本的にはこの3つ注文さえ使えればFXはスタートできるので、まずはこの3つだけはしっかり理解しましょう。

成行注文:なりゆきちゅうもん
今の値段で売り買いする

為替レートは24時間リアルタイムで動いています。成行注文とは今見ているレートですぐに注文を出す注文方法で、マーケットオーダーとも呼びます。

通常は成行注文というと、出した瞬間にどんなにレートが動こうが約定する(注文が受け付けられて確定すること)のですが、FXではクリックした瞬間にデートが動いた場合には注文が約定しないようにする設定にはできます。

許容幅を細かく設定できる会社もあります。ただし、この設定をきつくすると、レートが頻繁に変わる時間帯に約定するのは難しくなります。

指値注文:さしねちゅうもん
今よりも有利な値段で出しておく

指値注文とは、現在のレートよりも有利な値段であらかじめ注文出しておく方法です。
例えば、現在の為替レートが1ドル= 110円だったとして、108円までは下がりそうだというそうした場合などに使うものになります。
買う場合は、現在より安いレート、売る場合は現在より高いレートを設定しないとエラーが出ます。

逆指値注文:ぎゃくさしねちゅうもん
損切りなどに使えます!

これらは文字通り、指値注文とは正反対の使い方をします。
ストップや損切り注文とも呼ばれ、現在よりも不利なレートで注文出す場合に使われます。

例えば1ドル= 110円で買ったポジションがあるとして、100円を割り込んだ場合は、更に下落は進みそうだと判断した時に、100円で逆指値注文を入れて損切りラインを設定しておく。
または、
当面は100円~110円のレンジ相場が続きそうだという場面で、110円を超えればそのまま上昇すると考えたときに110円で逆指値の買い注文を入れるという使い方もできます。

ただ逆指値注文は指値注文と違い、基本的にはそのレートに達した場合に成行の注文を出す指令であることから、相場が大きく変動している場合は指定の値から滑ることもので注意していきたいですね。

用語解説!
ジラフくん
注文が滑るとは?

成行注文や、逆指値注文で発生する現象です。
成行注文では最後に確認したレート、逆指値注文では指定したのとは違うレートで約定すること。
相場の急変時などに起きやすい。自分にとって不利な方向に限らず、有利な方向に滑る時もあります。

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