FXを始めるならいくら必要?

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FXを始めるならいくらくらいのお金が必要でしょうか?

FXでは1万通過が取引の基本単位となります。
1万ドルといえば約110万円ですが(2010年8月1日からレバレッジ規制が導入されました、それでも)10万円もあれば、大抵のFX会社で取引が可能です。

これはレバレッジという一種の魔法が可能にしています。
証拠金を担保に、預けた資金の何倍もの取引ができるという仕組みなります。

なぜこういうことが可能かといえば、FXでは差額決済を行っているからです。
顧客の損失が証拠金額に達したときにはポジションが強制決済される仕組みで、FX会社ではポジションの総代金を受けなくてもリスクが釣り合うために小額の資金でのトレードが可能となります。

実際にFXには小額の資金でのトレードを目的にして人が多いです。
もちろん、少額で始めることができます。システム的には可能です。
しかし、本当に「投資」という行為を行うにあたっては、それでいいのかという点があると思います。

レバレッジって具体的にはどういうこと?

レバレッジとはテコの原理と訳されるのが一般的。
実際の運用資金の何倍もの取引をすることができる仕組みです。

これは使い方次第でで大きな利益をことができる反面、大きな損失もこうむる可能性があります。
また、一般的にレベルが高いとリスクは大きいと思われがちですが、その仕組みをしっかりと認識すれば、その効果をより有利に使うことができるようになります。

少ない資金で大きな利益を出すことができる仕組みは、FXの醍醐味でもあります。
うまく見方につけたいですね。

みんな「ハイレバ」を誤解している!

レバレッジは多くの人に誤解されている項目だと思います。
よくある「レバレッジ設定の高いFX会社は危険」という単純な考えは誤認識だという意見があります。

レバレッジとは持ったポジションに対して拘束される資金の割合を示しています。

決してレバレッジ50倍設定のFX会社に100万円入れて取引したら、100枚× 50倍で5,000万円の取引を強要されるといったものではありません。

通常1万通貨で保持する通貨の総金額に応じて拘束される資金が決まります。

大切なのは自分が持つべきポジションの数や量なのであって、レバレッジが何倍かが大事なのではありません。

自分がレバレッジ何倍の取り付けできるかを考えるのではなく、自分がどれだけの損を許容できて、その額はどれだけの通貨を持った場合の何ポイント動く分に相当する効果があることが重要です。

そして、もしレバレッジを気にするのであれば、それは取引会社のレバレッジではなく、自分の資金の額と持っているポジションとの比率を考えるべきでしょう。
これは具体的に言えば、自分の持っている資金の資産の円換算の価値とポジションをとっている資金の対比になります。

例えばドル/円が110円の時、3万通貨の無事を持ったとしましょう。

110円× 3万ドルなので330万円の価値があります。

このとき口座にあるお金が100万円だったとしてすると、100万円の資金を元に330前の取引をしているのだから3.3倍のレバレッジということになります。

しかしこれはあくまでその口座でのこと。

複数FX会社に口座を持っている場合は、ポジションも資金も合計して計算するべきだろうし、何より、資産全体の中に自分が取っていいと考えている外貨のポジションはどれくらいあるのか最初に考えておく必要があります。

資金が30万円の人と3,000万円の人とでは、同じ330万円分の外国人といっても全く違うものになります。

また自分の思った方向と違う方向に相場が動いた時に素早くロスカットができること。

つまり「リスク管理ができる人がレバレッジをかける」というケースとその反対のケースでは同じレバレッジでもリスクが大きく違ってきます。

レバレッジを気にする際には、ただ単に「倍率が高いと危険」というだけではなく自分なりの実質的な数値(つまり、「取っていいリスク」と「取っているリスク」が現在どうなっているか)を計算してコントロールする必要があります。
この点をきちんと考えることが必要ですよね。

資金管理はスマートに!

まず
「自分の資産全体の中で為替のリスクをとってもいい額」
を考えましょう。

その後
「どれだけ損しても平気か」を考えればいいですよね。

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