スワップはオマケと割り切ろう!

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残念なお知らせがあります。

FXにおいてSMAP SMAP金利は“おまけ“に過ぎません!

金利生活を夢見てFXに興味を持った人が多いでしょう。
持っているだけで年率何十%のリターンが得られると計算した方もたくさんいらっしゃると思います。

スワップ狙いは机上の空論です

FXのメリットの1つとしてもてはやされるスワップ金利ですが、素直に言わせてもらえば、早い話「机上の空論」ということにもなります。
確かに毎日毎日もらえるスワップ金利は、ちりも積もれば山となり、その威力は想像以上に凄いものになります。

例えば、1万通貨分をある外貨でロングする(買ってホールドし続ける)と、1日100円のスワップ金利がつくとしましょう。
これが1ねん経つと3万6,500円の利益となります。

1万通貨のポジションを持つのに必要な証拠金は、これもまた数万円で済むので、対証拠金の利益率でいうと100パーセント以上になることも珍しくありません。

また、レバレッジをかけているということは、同じ資金しか使わなくても持てるポジション量が違ってくるので、金利収益もレバレッジと比例して多くなることにもなります。

しかし・・・これは大きな罠です。

単純にポジションを2倍持てば金利収入も2倍になるが、リスクもそれに比例します。

金利に対しての為替の変動が大きすぎます!

金利収益を目指すということは、必然的に中長期投資を行うことにもなります。

レバレッジをかけたポジションを長期的に持ち続けるとすると、それは大変なリスクを抱えることになります。

金利に対して為替の変動が大きすぎたのです。
1万通貨のポジション持った時に1日100円のスワップ金利がつくとしましょう。

1万通貨のポジションにおける100円の価値はたった1 pips分。

通貨にもよりますがこれがドル/円だとすると年間の高値と安値の差は20円程度は普通になります。

これは実に2,000 pipsに相当します。

単純に言って365 pipsを取りに行くのに2,000 pipsの変動に耐えなければならなくなります。
そもそもレバレッジとした長期トレードは相性が悪いです。

スワップ金利が逆転することもあります!

また、スワップ金利とあくまで気にされてることに注意しなければなりません。

そう、金利収入は各国の金融政策によって常に変動し変化し、ときには逆転もありうるのです。

レートは変動するのであれば、戻るまでポジションを持ち続ければいいと思いがちですが、そこには為替レートを予想し為替差益で儲けることよりも難しい選択しがつきつけられているのです。

結論として、スワップ金利はオマケに過ぎません。

オマケを目的にトレードすると手痛いしっぺ返しを喰らうことになります。

むやみな高利通貨思考も非常に危険です。

金利の高い国ほど危険と思ってもいいでしょう。

実際に金利の高い国にはそうしなければならない事情があることが多いです。

外貨預金的にFXを使うのであれば、レバレッジ1倍でやるべきです。

最大でも2倍ぐらいの、自分で全て支払えるぐらいのボリュームであるべきでしょう。

そして万が一のことも考え、その国の通貨で全て引き出して、その国で全て使ってきても大丈夫だと思えるような国の通貨にすべきです。

FXはレバレッジ投資であるがゆえに、為替差益主体の方法がベストで、スワップ金利は脇役です。

その脇役は、プラスがであれば非常に心強い味方。マイナスとなれば逆に大きなデメリットになるのです。

その点うまく利用できて、トレンドとスワップ金利がともにいい人な利用のポジションを取れたとき、FXはすごい投資法になるということは言えます。

まぁ、なかなかそうはいかないですよね・・・。

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