為替で大損する人たちの行動パターンとは?

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雑誌や、ネット記事での気になるものに、〇✖する人の行動パターンとは?みたいなものが結構ありますよね?
今回は、FXではどうなのか?いつも負けてる場合や、買わせて大損する人たちは、もしかして、これから書くパターンに当てはまっているかも?

含み益や含み損の考え方

株もそうなのですがポジションの含み益や含み損を損益とは思わない人たちがいます。決済するまでは利益にも損失にもならないと考える人たちです。

この考え方は非常に危険なのでやめたほうがいいです!
特にレバレッジとしては致命的となります。

通貨を買ってその価値の変化を考えなくていいのは、自国通貨をその外貨に両替した後で、実際に利用する場合などの非常に限られた状況のみと言えます。

外貨預金であれば、最悪の場合は諦めることで決着がつくかもしれません。
しかしレバレッジをかけた取引の場合は、損失が預けたお金以上になり、強制決済も考えなければいけません。
戻る保証もなければ、戻るまでポジションを維持できる保証も無いのです。

「いつか戻る!」は超ハイリスク!

確かに、為替相場は、歴史的に大きなレンジ内の上下の動きを継続していることも多く、ポジションを保有していればいつか戻る可能性が高いのも事実です。

しかし、特にレバレッジをかけた取引では、通常の投資とは異なり、自分の思った方向と違う方向に動いた時のリスクがレバレッジをかけた分だけ大きくなっているだけに、「損小利大」の原則が重要でそのルールを守らなければ大変な損を出しかねません。
その原点に帰れば損失にどこまでいっても耐えるというのはどこかで破綻するシステムといえます。

例えば、利益が出たときだけ決済し、損失に対しては戻るまで耐えるとしましょう。
これは勝率的に見れば非常に良いものとなりますが、一度の損失が致命的となります。

また複数のポジション持っている場合にも、それぞれのポジションの含み益や含み損を総合的に判断しなくては、口座の管理がめちゃくちゃになってしまいます。

投資の損益は、常に時価で計算しなければ生き残れないと言えるでしょう。

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