為替の変動要因はたくさんありますが、すべての経済行為行動が為替に影響しているといっても過言ではありません。
あまりにも様々な要因と関係しているために、正直に言ってどれか1つだけでかたれないことの方がむしろ多いくらいです。
しかし要因とされがちな事柄を知っているのと知らないのとといえば大違い。その中でも代表的な為替の変動要因を５つあげたいと思います。
金利の変動
金利が上がれば上昇する
一般に金利が高くなった国の通貨は上昇、金利が低くなった国の通貨が下落する傾向があります。
そのために、各国の政策金利が発表されるときは注目されるます。
要人発言
イエレンさん、ドラギさんは覚えよう！
各国政府の財務省や中央銀行幹部などの発言は為替変動に大きな影響を与える。
FRB議長、ECB総裁、日銀総裁などの発言が注目されることが多いです。
FRB議長のイエレンさん、ECB総裁のドラギさん、日銀総裁の黒田さんという名前は最低限覚えておきたい人です。
その他、米国の財務長官や各国の財務次官、金融当局者や政府高官の発言も注目度が高いです。
経済指標
の指標発表時間が大事
これは毎日どこかの国で発表されているもので、各国のGDPや貿易収支といったデータのうちのことを指します。
予め市場予想値があり、それに対して良かったか、悪かったかで為替が変動します。
対前年比、あるいは前回比で悪くなったとしても、事前の市場予想値よりも良くなっていれば、どちらかと言えば「よい」という判断なので、市場予想がどうなっているかを事前にチェックしておくのが重要です。
経済の中心は米国なので、米国の経済指標の注目度が一番高い。
夏時間には日本時間の21時30分と23時、冬時間には日本時間の22時30分と24時に発表されることが多いのが特徴です。
これはNYタイムで朝8時30分と10時00分にあたり、為替相場でトレードするのに最も重要な時間帯となります。
戦争やテロ
経済活動停止のおそれが
戦争やテロが起きた場合などは、経済活動が停止するおそれが出てくるため、その国の通貨が下落しやすくなります。
またその国と密接な関係にある国の通貨も下落する場合があります。
株価の変動
米国株式市場は必見
これは正確にはどちらがどちらに影響してるとは言い切れませんが、株価変動も為替の大きな変動要因だといえます。
為替相場の変動要因はいろいろあるぞ!
金融不安が強まる
米政府はGSEの「ファニーメイ」と「フレディックマック」を救済し、「リーマン・ブラザーズ」を救済するだろうと思われていた。ところが破綻し金融不安が再熱
NY株式市場は下落
株式市場はリスク回避の動向、を一番敏感に反映する「リトマス試験紙」のようなもの。
そのNY株式市場がさらにリスク回避の動向を買う加速させた
為替相場
ドル売り・円買い
リスク回避の動向が高鳴ると円に資金が逃避する。
今回は円が単独で買われたが、以前はスイスもそう。貿易黒字国に逃げやすい。当然資金の巻き返しも起こります。
